デザインボトル手がけた
Frankieさんインタビュー
シュワルツコフでは、ビオロジーのシリーズ累計本数500,000本突破*を記念して、オリジナルデザインボトルを作成しました。ボトルのデザインを手がけるのは、テラスハウスにも出演し、海外にも芸術活動の幅を広げている人気・話題急上昇中のアーティスト、フランキー・スィーヒさん。
今回は、そんなフランキーさんの魅力に迫る、スペシャルインタビューを実施しました!
* 発売開始~2018年11月6日
アーティンスト フランキー誕生の背景
ーアーティストになろうと思ったきっかけ
アーティストになろうと思った明確な”きっかけ”はなくて…(笑)小さい頃から絵を描くこと、絵を描いているときの自分が好きで、ずっと絵を続けてきたんです。
転機は4年前。テラスハウスに出演していた頃から様々な企業とコラボすることが多くなりました。そこで、「自分×企業」の作品を多く手がけるなかで、自分のスタイルを進化させてきたように思います。
(写真:2018 年に開催された第9回お客様感謝フェスタで、シュワルツコフとコラボしたライブペインティング作品)
ーフランキーさんの作品のスタイル
今まで生み出してきた作品は全て、”私ひとりの作品”っていうよりも、コラボ企業やインスタのフォロワーとかの、周りのオーディエンスと一緒に作り上げている感じで。作品も、(それに合わせて)毎回パワーアップしているんです。
そういう意味では、”私のスタイル”みたいなものはないと思っていて、日々探りながら生み出しています。
デザインボトルを手がけるにあたって
ーデザインボトルの注目点
ビオロジーには、(既存のビオロジーボトルから)オトナっぽくシックなイメージや、女性らしいけど落ち着いているイメージをもっていたんです。でも、そのことをいったん忘れて、一からビオロジー(そのもの)と向き合って描いてみたのが、今回の作品なんです。
実際、私もビオロジーのシャンプー・コンディショナーを使っているので、香りとか、コンディショナーを使った後の触り心地のツルンとした感じとか、感覚的なものをインスピレーションに描きました。
アクアは流れるような落ち着いた感じのトーンを、リペアは3回ブリーチして、すごいダメージヘアな私の髪の毛でも元気にしてくれる”エネルギー”を創造してみました。リペアは、成分に含まれているざくろの切ったときの断面の種の感じや、クランベリーなどのモチーフも取り入れて描いてみたので、ぜひ注目してほしいです。
これからのチャレンジ
ーこれからチャレンジしていきたいたいこと
そろそろ海外に移住したいですね。ニューヨークの美大では、あまり自分の作品がウケず・・・。ここで頑張ってもがいても、無駄な努力かもしれないと思ったんです。そこで,日本に戻って、8年間土台を作ってきたんです。もっと日本のことを勉強して、日本人のアーティストとして見て欲しくて。
今、やっとアメリカに戻れる時期なんじゃないかなと思っています。そこで、リスタートして。これからが楽しみです(笑)
ー今後、計画していること
3月からは、マイアミに場所を借りて3か月くらい住もうと思っているんです。この1年で、フロリダで4回仕事をする機会があって、それがメチャクチャ楽しくて…(笑)(フロリダの人は)私が何者なのか全然分からないのに、1人の人間としてチャンスを与えてくれるから、もっと自分のキャリアだったり絵だったり、そういう自分をさらに成長させてくれる場として、フロリダが最初の一歩になるんじゃないかなと思っています。
キレイをあきらめたくない女性に向けて
壁画とかを描いていると、男性と一緒に仕事をする機会が多いんです。それもあって、前は、自分も男らしくやっていないと足元みられたりとか、真剣に自分をアーティストとしてみてくれないんじゃないかという変な感覚を持っていて・・・。わざと質素に見えるような、男性の目線を浴びないような格好して、自分のキレイをあきらめていたんです。
でも30歳になったこともあり、リブランディングのために、髪の毛を紫にしてみたり、濃いめの口紅を使ってみたりしたんです。そうしたら、それがすごく楽しくて(笑)
人の目線を気にしないで、自分のためのオシャレをしてほしい。好きな洋服を着たり、好きなメイクをしたり、髪の毛も好きな色にして・・・。
自分がこうやると楽しいからとか、自分のために今までやっていなかった分をやろうと思っています。楽しみながらオシャレができたらいいんじゃないかな。
アーティスト フランキー・スィーヒさん プロフィール
1988年東京生まれ、日本とアメリカのハーフ。ニューヨークの美大を2010年に卒業し、東京を拠点に活動する美術家。作品はキャンバスにとどまらず、壁画やライブペイントなどその表現は多岐に渡る。2014年はフジテレビ系リアリティー番組「テラスハウス」に出演。現在はグローバルにも活動を展開している。